フリクションボール用の電子消しゴムを作ってみた
少し前からフリクションボールに目覚め(かなり遅いのですが)、最近は手放せない文房具になりました。
仕事柄、日頃からアイデアを練ったり、考えをまとめたりすることが多いので、書いたり消したりが簡単にできるフリクションボールを多用しています。
ただ、1つだけ難点があり、何度も書いたり消したりしていると、紙が擦れてぐにゃぐにゃになってしまうのです。
また、インクが紙の繊維の中に入り、消えにくくなることもあります。
ある時、そういえば、フリクションボールのインクは熱で透明になるということを思い出しました。
だから、擦らなくても、熱を当てることでも消えるわけです。
でも、ドライヤーのようなものだと、ピンポイントで消せないので実用にはなりません。
もっと小型の、言ってみれば「電子消しゴム」みたいなものが実現できるんじゃないか・・・。
試しにググってみると、見つけました。
イーケイジャパン エレキット スイッチ付単4×1電池ボックスキット AP-170
- 出版社/メーカー: イーケージャパン
- メディア: オフィス用品
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残念ながら、完成品はなく、あるのはこの組み立てキットだけのようなので、試しに購入してみました。
高校生の時に授業で作ったはんだごてを引っ張り出してきて、久しぶりに使いましたw
出来上がったのがこれ↓
思いっきり基板むき出しで見た目は良くないですが、乾電池を入れてスイッチを押しながら先端の部品を軽く押し当てるだけできれいに消えるので非常に便利です。
ちなみに、調べてみると、これは2012年に文具王・高畑正幸氏がエレキットと開発したものらしいですね。そんなに前からあるとは知りませんでした。
でも、未だにきちんとした製品がないのは残念ですね。
クラウドファンディングに出したら、希望者がたくさん集まるかな?